バクテリアとファージの遺伝学 分子生物学・バイオテクノロジーの基盤

「バクテリアとファージの遺伝学 分子生物学・バイオテクノロジーの基盤」
E.A.バージ / 高橋秀夫 / 宍戸和夫
定価: ￥ 7800
発行/ 2002年12月4日　初版

カバーに日焼けがあります。
カバー端にシワと折れがあります。
本上部、名印を薄く削り取りました(写真9)。
中はキレイです、ページ欠落、書込みありません。

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-以下、本書の冒頭より転載-
冒頭の1~5章では、細胞、遺伝物質,複製・転 写・翻訳、さらに組換え DNA 技術などの分子遺伝学・ バクテリア遺伝学で取り上げられる基本事項を網羅 しつつ、さらに、バクテリオファージ、プラスミド、 遺伝的組換えなど、バクテリア遺伝学の真髄部分の 記述に多くの章を割いている。この点は本書の大き な特色であろう。つづく6~8章では、T4以下T 偶数系,T奇数系,入,P1, Mu, P2, P22, RNA ファージなど主要バクテリオファージの詳細と 最新の知見が豊富に述べられ、さらに9~13章では、 形質導入,形質転換、接合などの組換え現象、F因 子をはじめ各種プラスミドについての詳述が続く。 14~16章には、バクテリアおよびバクテリオファー ジに見いだされる遺伝子発現の調節,部位特異的組 換え,組換え DNA 技術に関するトピックスなどが
盛り込まれている。
現在はさまざまな生物の全ゲノム配列が明らかに され、ポストゲノム時代の到来といわれている、多 くの遺伝子配列情報があふれ、ともすればDNAや RNAを扱うことで生物が理解できたような勘違いに 陥りがちである。本書でみられるようなバクテリア やバクテリオファージの研究を通じての膨大な分子 遺伝学的な蓄積は、微生物以外の高等動植物の分子 生物学やバイオテクノロジーに関心をもっている大 学院生や研究者にとっても、創造性を育み、飛躍す るための基礎的源泉となることは疑いようがない。
細胞,遺伝物質,複製、転写、翻訳,組換え DNA 技術などの基本事項から、ファージ、プラス ミド、遺伝的組換えなどバクテリア遺伝学の真髄まで、 現在の分子生物学・バイオテクノロジーの“背骨” を学ぶための1冊、


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